MIKAORI<三香>
今アメリカ、ニューヨークで起こってる事。
Updated: Jun 5, 2020
こんにちは。
NY在住、MIKAORI<三香>Weaving Artist のMikaです。
デザイン画を持たずにあなた、織りびと、NYの3つのエネルギー・波動を感じ受けて世界で1つだけの織物を作ってます。
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コロナ発生による自宅待機、経済ストップから90日以上たちNY市の再開reopenの第一段階が6月8日に出来そうだ!とニューヨーカーが喜んだのが1週間ほど前。その数日前の5月25日にミネアポリスで起こった白人警官による黒人男性殺害事件。
NY各地でプロテストが起ってる。文字通りアメリカが燃えている。

ことの発端はミネアポリスで起こった白人警官による黒人男性ジョージ・フロイドさん殺害事件。 その時の様子がSNSで拡散されて、コロナでストレスがたまってるアメリカ中で一気に人種差別と警察に対するプロテスト(抗議行動)が起こった。 アメリカでの人種差別問題は根深い。この様な事が繰り返されている。今回は表面化したが水面化で行われてるこの様な差別はたくさんあると言う。 人種差別の問題について日本人である私が簡単に語れるものではないと思ってる。 日本人である私には想像も出来ない深い悲しみと苦しみをずっと彼ら(黒人達)は持っている、という事だけはアメリカで住む私は肌で感じていた。

TVやSNSでNYCのプロテストの様子が伝えられてるが、昼間のプロテスト(抗議行動)のほとんどは冷静に平和的に行われている。
片膝をつき抗議をする人達(プロテスター)に敬意を評し団結を示す警察官達。↓

言うまでもなく白人の多くはいい人達でほとんどのNYPD(ニューヨーク警察)も誠実に任務をこなしていて、特に今回のコロナの間の彼らの仕事ぶりにはみんな感謝しているのは間違いない。
しかしこのような事件が起こると必ず色々と企む人達や組織がおり、純粋に人種差別や警察の在り方に抗議する動き以外の動きが起きる。 平和的に抗議をしてる人達とNY市外から来て暴動を起こしてる人達や組織とを同じくくり
で報道されてる部分もあるが、それらはわけて考えないといけない。

ここ数日、主に夜間に暴動や略奪が起こっているがこれらの多くはNYC外から来た人間や組織の仕業。火事場泥棒という言葉があるが、このスキにお店のガラスを割って店内に入り商品を盗み転売したり、暴れて人を殴ったり車などに火をつけたり。
←暴動に備えて板が張られるNYCのお店。
もうすぐ念願のreopenを迎えるニューヨーカー達は決してそんな事はしない。
段階的にreopenする予定に合わせて準備をしていたお店の中にも略奪されたお店がある。悲しすぎる。
ニューヨーカーの安全を守るためNYCに6月1日から7日まで夜間の外出禁止令(8pm〜翌朝5am)が発令された。 連日クオモ州知事、デブラシオ市長がニューヨーカーに向かって冷静に行動して、怒りの気持ちを表現するのはいい、私も怒ってる、ただスマートに、いまだコロナの最中という事を考えながら行動してと呼びかけている。

←NYをはじめ各街でプロテスター達の前で警察官達が片膝をたてるポーズ。
抗議に対する敬意と団結を示す。
握手したりハグする白人警官と黒人男性。↓

私が住むEast Harlemの近辺でも昼間にプロテストがあったらしいがどれも平和的だったと聞く。
ただ日が暮れるとサイレンとヘリの音が鳴り響きひどい時は早朝まで続いた。
数日続いてだいぶ静かになった。眠れない日が続いたが昨晩はやっと眠れた。
コロナが拡大しはじめて自宅待機・外出禁止になった3月下旬、私は得体のしれないウイルスに恐怖を感じ、また人と会話できない事で精神的におかしくなった。
外に出たいのに自由に出られない事へのストレスが溜まっていった。
今は人間の怒り、悲しみ、苦しみの負のエネルギーが街中に渦巻いてるのを感じて息が苦しくなり、外に出るのが怖くなった。出ていきたくなくなった。
平和な世界になってほしい、なんて言葉でいうと薄っぺらく感じるが繰り返されてるこの問題。今回、少しでも差別なき世界に向けて前進できる事を願う。
Black Lives Matter. 黒人の命を大切に。
God bless you.

MIKAORI<三香>作品

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