きっと、初めての恐怖体験でした。

こんにちは。

NY在住、MIKAORI＜三香＞Weaving Artist のMikaです。

デザイン画を持たずにあなた、織りびと、NYの3つのエネルギー・波動を感じ受けて世界で1つだけの織物を作ってます。

オーダー承っております。詳しくは 399newyork.comをcheckお願いします!!

動画はこちら！

NYに住みだして11年が過きました。

日本に住むお友達などにいまだに時々聞かれる事。

NYって危なくないの？怖くない？地下鉄なんて乗って大丈夫なの？

確かに30年くらい前までは治安が悪かったNYC。

でも今は東京と同じ感じと思っている。地下鉄やバスは市民の足。常識的な言動を取っていれば危ない目にあうこともまずない。

少なくともコロナが始まる前まではそうでした。

私は今までNYを始めアメリカどこででも怖いとか危ないという目に会ったことは一度もありません。もしかしたら鈍感で気がついてないだけなのかもしれませんが、親切にされてばかりいる。

先日お昼頃にMidtown（ミッドタウン）に用事があって外出。

MidtownエリアはManhattanの中心部でオフィス街でもあり観光名所もあり高級なキレイなエリア。いわゆる住宅街ではないのでこの辺りに住んでると聞くと、わあ高そう！すごいエリアに住んでますねえ、となる。

そのMidtownエリアでの用事が済んでバスで帰ろうとバス停に向かった。

バス停の後ろにスーパーがあった。そこの入口付近にホームレスっぽい男性が座っているのが見えた。Midtownにも最近はホームレスがいるんだ、と思った。

私はバス停のベンチに座った。少し離れたところにバスを待ってる男性一人が立っていた。

スーパー入口付近に座ってたホームレスっぽい男性が近寄ってきた。

地下鉄内や外でもホームレスが寄ってくる事が時々ある。それはほぼ give me a dollar、give me some change とお金をせびられるものだが、no とかsorryなどと言えばいつもは諦めて離れていく。

が、そのホームレスっぽい男性は私の前に立ったまま動かなかった。マスクもしてない。お金をくれと言われてno, sorryと言ったら大声で何かを叫び出した。そして私の頭に触ろうとしてきた。

怖くなって私は立ってバス停を離れて歩き出した。背の高いその男性はついて来た。少し歩いたら向こうから歩いて来た男性がすれ違いざまにホームレスっぽい男性に「やめなさい」と言った。そうしたら私から離れその男性の方向に何か文句を言いながら歩いていった。

私は、あーよかったと思ってバス停に戻り立っていた。そうしたら再びホームレスぽい男性がこっちに戻って来て、私に至近距離まで近づいて何かを叫び始めた。怖くなって歩き出したがその男性はついて来た。

パッとみTシャツとスエットパンツと言う格好だったので、ナイフやGunなどの武器は持ってないとわかりとにかく逃げようと思った。

小走りに歩いていたら男性の大声を聞いてかお店の中から男性が出て来て（おそらく店員）、俺がなんとかしておくから早く逃げなさい、と言ってくれた。

私は真っ直ぐにとにかく歩いていった。次のバス停までひたすら歩いた。

数ブロック先のバス停に着いた。着いて、後ろを振り向いた。あのホームレスぽい男性はもういなかった。

バスが来たので乗った。

震えが止まらなかった。さっき助けてくれた男性に感謝すると同時にありがとうと言えなかった事も気にもなり涙が出た。

アメリカに住み出して初めて経験した恐怖でした。真昼間、そして今まで安全と言われてたエリアで。ショックでした。

コロナ以前は遅くまで飲みに行って一人で地下鉄で帰っても問題ありませんでした。

コロナ以降、高級住宅街と呼ばれるエリアやオフィス街にもホームレスを見かけるようになり発砲事件も起こり、NYCの治安は悪くなった。

外出しても日が暮れる前には家に戻りたいと思うように。

コロナの収束はもちろん、NYCの治安も早く改善されますように。　

助けてくれたお兄さん、本当にありがとう。　　　

今回もお読みいただきありがとうございました。感謝。

　　　　　　　　　　　　　　　MIKAORI＜三香＞作品

　　　　　　　　　　　　　　オーダー承っております。

Recent Posts